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2014年12月14日

出産前からアトピーを予防できる素晴らしい乳酸菌

1.乳酸菌研究をリードし続けているLGG
 花粉症予防に効果を発揮するヨーグルトには、優れた乳酸菌の免疫調整力のパワーを持
っていることが証明されています。例えば、生きたまま腸まで届き、整腸作用や免疫維持作用などを持つ菌株、タクトバチルス・カゼイ・シロタ、ピロリ菌抑制作用や免疫維持作用などがあるタクトバチルス・ガゼリ・LG21やラクトバチルス・カゼイ・LC1など、世界では50種類にものぼります。
 乳酸菌にはそれぞれ独自の機能を持っています。その違いとは「菌株」にあります。整腸作用が際立つ菌もあれば、発がん予防を発揮する菌株もあります。その中で、免疫調整力に優れた機能を持つ乳酸菌といえばLGG(Lactobacilus rhamnosus GG)です。
 LGGは、世界の機能性乳酸菌をリードする、最も研究論文の多い菌株の1つです。LGGを使った研究では、整腸作用や下痢予防など、乳酸菌と病気の関係が明らかにされてきましたが、その中でも多くの研究者を驚かせたのは、アトピー性皮膚炎の予防効果でした。
 2014年のイギリスの医学雑誌に発表された研究によると、アトピーの症状を持つ妊婦人にLGG乳酸菌を与え、生まれた子どもにもある期間LGGを与えたところ、アトピーの発症率が低くなることが明らかになりました。LGGを定期的に摂取した妊婦さんの赤ちゃんは、アトピー性皮膚炎になりにくかったのです。また同様に、アトピー性疾患のある母親とその子どもを対象に調査した結果、LGGを摂取した母子のほうが、明らかに発症が抑制され、症状が軽減されたのです。整腸作用で注目されていたLGGが、アトピー症状の改善ばかりではなく、出産前からアトピーを予防する効果が発見されたのでした。
 今までの乳酸菌機能研究は、主にマウスやラットなどの動物を使って進められていましたが、健康な人々、妊婦や新生児によって確かめられたことで、病気の予防や健康維持に積極的に役立つようになりました。日本ではまだLGGはなじみが薄いかもしれませんが、世界の機能性乳酸菌の研究をリードしているのは、まさにLGGなのです。
主婦湿疹  
タグ :主婦湿疹


Posted by cqowedzi at 21:25Comments(0)主婦湿疹